ハンズオンヒーリングとは

当院のエネルギーヒーリングはハンズオンヒーリングの手法であるキレーションを中心に行っています。
*ハンズオン(Hands-on)手をのせる、手で触れるという意味

キレーション

ロザリン・ブリエール博士により創始されたヒーリングテクニックです。現在世界中で使用されている手法です。

キレーションはギリシャ語の「蟹のハサミ」(chele )に由来し、挟み込むことを意味します。右手と左手でエネルギーの入口のチャクラを挟み込むのでキレーションと言います。

化学では特定の金属を配位子により挟み込みキレート錯体を意味します。この性質を用いて体内の有害金属を排出する西洋医学の手法をキレーション療法といいますが、エネルギーヒーリングのキレーションとは全く別の方法です。

大地の気(生命エネルギー)を足の裏から吸い込み、両手を通して流していきます。二つのエネルギー入力口のチャクラの上に左右の手を置きながら、足から始まり頭に向かって順番に流していきます。

handson

この作業によりそれぞれのチャクラのバランスをとりつつ必要なエネルギーを流し(正気を入れ)、エネルギーの滞り(邪気)をとり除き、自然治癒力が高められます。

つまり、東洋医学における本治法にあたるものです。

生命エネルギー場に働きかける

エネルギーヒーリングは生命エネルギー場に手を使って働きかけます。生命エネルギー場は我々の身体をつくっているエネルギー場で、心身の状態を反映しています。この中には東洋医学の経絡も含まれます。

東洋医学同様、エネルギーヒーリングでも心身の状態は生命エネルギー(氣)に影響を与えると考えられています。

心身の状態は生命エネルギー場に表れてきますし、
生命エネルギー場のバランスを整えると、
心身のバランスを取り戻すことが出来ます。

ハンズオンヒーリングは生命エネルギー場に働きかけ、
心身のバランスを取り戻し健康へと導いていきます。

解剖生理学に基づき組織、器官、機能に働きかけるハンズオンヒーリング

その時々の症状にあわせて、左右の脳の調和を目的とするブレインバランスィング、
また骨、結合組織、筋肉、臓器、内分泌系、神経系、感覚器なそれぞれに組織固有の周波数を合わせてのアプローチなどをしていきます。

気(生命エネルギー)の不足によりそれぞれの組織が本来の機能を果たせなくなり、様々な症状が現れます。

例えば、筋肉の生命エネルギーが不足すると、筋肉の硬直、コリなどが起こり筋肉の内部の血管が圧迫され血流が悪くなり酸素の不足や発痛物質がたまり痛みが発生します。
このような時、筋肉の周波数に合った生命エネルギーを流すと筋肉の硬直はとれ、血流が改善し痛みが治まります。圧迫したりマッサージしたりすることなく、手を患部に当てているだけです。
体感はあったかいとか電気的なピリピリする感じとかケースや感受性によって違いがあります。

しばしば次の日に軽い筋肉痛のような症状が現れます。指圧したりマッサージしたりしていないのに筋肉痛様の症状が発現するのは、生命エネルギーが大量に筋肉中を流れ、運動時と同じように筋肉を刺激するために起きていると考えています。

筋肉には骨格筋、平滑筋、心筋と種類がありますが、それぞれが似た性質を持ちながら微妙に差があります。

例えば肩こり時にコリを生じる僧帽筋は一般的によく知られた骨格筋です。肩こりの症状がある時はこの僧帽筋の固有の周波数の合った氣(生命エネルギー)を十分量流すとコリが消失します。複合的な要因で起きている場合などは時間がかかることもあります。

骨格筋のコリは同じ方法で、腰痛を起こしている筋肉(例えば大腰筋のような触り難いものでも)ハムストリング、ふくらはぎでも同様です。

また筋肉の応用ですと便秘などの場合、消化管の平滑筋に働きかけます。同じ筋肉でも平滑筋は骨格筋と若干性質が異なります。
ただ、便秘の場合は副交感神経の問題もありますので、その調整も行います。

解剖生理を理解し、そのエネルギー的特性を知覚できると、エネルギーヒーリングは広域に応用することができます。筋肉、骨髄、骨(緻密質)骨膜、筋肉、筋膜、腱、靭帯、皮膚などの組織、消化器系、呼吸器系、循環器系、内分泌系、泌尿器系、生殖器系、神経系、感覚器系などの器官の特徴、特性を理解し応用していきます。

このように当院でのエネルギーヒーリングは直観だけによるものではなく、しっかりとした医学、科学的知識に基づいて行っています。

アメリカにおいて、エネルギーヒーリングは補完医療として認められており、
キレーションの創始者であるロザリン・ブリエール博士はヒーリングと医学の統合を目指し病院や大学附属研究室で臨床研究を行っています。
またアリゾナ州立大医学部の統合医学プログラム、タイ・ソフィア・インスティテュートの応用ヒーリング修士課程などで教鞭をとっています。

当院ではエネルギーヒーリングを鍼灸療法、気功療法などと組み合わせ、その時その症状に最もあった施術を行うよう努めています。

参考図書 【光の輪】ロザリン・L・ブリエール著