腰痛には鍼灸・気功・エネルギーヒーリング

腰痛は腰の異常からだけ起きるわけではなく、全身の骨格のバランス、筋肉の状態、疲労具合、精神状態、ストレスなど様々な要因により引き起こされます。

病院における検査によって原因の特定できない非特異的腰痛は腰痛全体の85%を占めると言われています。

腰痛治療においても全身のバランス(経絡、生体エネルギー場、骨、骨膜、筋肉、筋膜などの結合組織、自律神経、内分泌、精神)調整が重要になります。
脈診流経絡治療(鍼灸)気功、エネルギーヒーリングで全身のバランスを整え、
治癒力を高めます。

原因のわからない非特異的腰痛の原因をも探る東洋医学の診断

  • 腰は腎の支配領域と東洋医学ではまず考えます。『腎は骨を主(つかさど)る。』『腎は精を蓄える。』とも言います。
    骨(腰椎、腰椎周辺など)の原因での腰痛、冷えによる腰痛、加齢による(骨粗しょう症など)など腎の変動として捉え施術します。
  • 『肝は筋を主る。』『肝は血を蔵す。』と東洋医学の古典では言います。
    筋肉を養うことができないことによる腰痛には肝の変動として捉え施術します。
  • お血(血液の循環が悪い状態)による腰痛同じところが重く痛む、季節の変わり目、月経時などの腰痛は脾の変動として捉え施術します。

簡単にわけると上記のようになりますが、東洋医学の四診法により総合的に判断して施術方針をたてます。

その方針(証)に従い施術する臓腑経絡を決め、氣の補瀉を行います。
氣の足りないところは補充し、
氣の停滞しているところは滞りを解消します。

これは本治法です。

本治法:症状だけでなく治癒に向かうため、原因を見つけ(現代医学的診断ではありません。自然治癒が低下している原因を探ります。)自然治癒力を高める方法。

本治法により臓腑経絡のバランスを整え自然治癒力を高めます。
実際は腰痛だけ単独の症状ではなく様々な症状が複合している場合がほとんどです。(腰痛+肩こり+生理痛)など

東洋医学ではそれぞれの症状が単独で起きているのではなく、
有機的につながっていると考えます。

腰痛の原因は85%は特定できていません。
それは、レントゲン、CT、MRI診断では原因を特定できないということです。
そのような原因の特定できない非特異的腰痛に対しても
東洋医学の診断でからだ、気血、臓腑経絡のバランスを診ていきます。
実際の臨床では腰痛のみの症状に着目するのではなく、全体の症状、体のバランス、心身状態を診ていきます。

本人の治癒力が高まれば、自然に症状が無くなっていきます。
その力が自然治癒力です。

東洋医学では自然治癒力が高まる原動力は氣(生命エネルギー)であると考えています。
氣が動けば血も動き、
体の機能が高まります。
様々な症状は氣の不足(虚)、氣の停滞(実)により起こります。
本治法により全身の氣を動かし、調整します。

更に、症状(腰痛)に対する標治法を行います。

標治法:つらい症状を緩和、消失させるための方法。

ただ、様々な症状が複合している場合や
長く患っている場合などでは本治法だけでは痛みがとれないことが多いです。そのようなとき標治法を用います。

特効穴と言われているツボも用いたり、
子午治療、奇経治療、皮内鍼、円皮鍼など様々な方法があります。

様々原因で起きている腰痛に
自然治癒力を高める本治法
痛みを抑える方法である標治法を用いて
患者さんの訴えに向かい合います。

手の届かない深い部位が原因の腰痛にも効くパワフルなエネルギー療法

  • キレーションにより全身のエネルギー場の調整を行います。この時点で痛みが消えてしまうこともあります。キレーションはエネルギーの入口になっているチャクラにエネルギーを流し、エネルギーの補瀉を行うパワフルな施術です。
  • 筋肉、筋膜、腰椎(骨、骨膜)、腰椎周辺の結合組織などの機能が低下している組織に対して、適切な周波数のエネルギーを流すことにより症状の緩和させます。
    エネルギー不足によりそれぞれの組織が本来の機能を果たせなくなっている場合が多いので、追加のエネルギーを外から流すことにより機能が回復し、症状が緩和します。
  • 本来あるべき身体のテンプレート(エーテル体テンプレート)に合わせる作業をすることにより、本人の骨格、筋肉、筋膜などを本来の位置に戻すします。

エネルギーのことは、言葉だけではなかなか伝わり難いものです。ぜひ一度体験、体感していただきたいと思います。一度体験していただくと、ここで言っている意味を体感することができると思います。

わたしは氣と生命エネルギーはほぼ同義であると思っています。ただ東洋医学とエネルギーヒーリングは様々な差異(例えば陰陽五行と四大元素など)があります。そのようなことを混同しなければ、併用することは可能であると考えています。

症状、原因、環境要因により差がありますが、東洋医学とエネルギーヒーリングを組み合わせることにより確かな効果を得ています。

腰痛の種類(病院で原因の特定のできるもの)と当院での方針

急性腰痛症(ぎっくり腰)

急に腰が痛くなるもの。物を持ち上げた時、体をひねった時など。筋肉、筋膜、腰椎などを痛めたために起きます。

安静が基本。鍼灸、氣功、エネルギーヒーリングにより治癒がより早くなります。痛みがその場でとれることもしばしば起きます

椎間板ヘルニア 

  • 椎間板の中の髄核が外へ飛び出す(脱出型ヘルニア)
  • 髄核は椎間板の中にあるが髄核とその周りの繊維輪が膨隆する(膨隆型)
    これらにより脊髄神経根を圧迫することにより起きる痛みと一般的には言われています。

    鍼、氣(生命エネルギー)によりゲル状の髄核を元に戻します。更に周りの結合組織、筋肉に働きかけ血流を良くします。

腰部脊柱管狭窄症 

脊椎にある脊柱管が何らかの原因で狭くなることで起きる腰痛。歩いているとだんだん足が痺れたり痛くなる間欠性跛行が代表的な症状。

狭窄部位の椎間関節、靭帯、筋肉、筋膜などに働きかけ組織の状態を回復させます。骨盤、背骨などの骨格の調整を行います。

変形性腰痛症

 腰椎や椎間板が変性し、腰にだるい、重い、鈍く痛む、下肢にしびれや冷感などの症状がでます。

腰椎、椎間板、筋肉、筋膜、靭帯、などに働きかけ組織の状態を回復させます。骨盤、背骨などの骨格の調整を行います。

腰椎圧迫骨折 

多くの場合骨粗鬆症により弱まった腰椎が何らかの外力で椎骨がつぶれてしまいます。安静が基本です。

安静が基本であるますが、骨、骨膜に積極的に働きかかけ(決して痛くはありません)骨折の治癒を早めます。症例参照

感染性腰痛症 

細菌やウィルス感染により引き起こされる腰痛。専門医の受診が必要です。

腫瘍 

早期の専門医の受診が必要です。

この分類はあくまでも整形外科で診断されるものです。当院で西洋医学的診断をするわけではありません。病院で診断を受け来院される場合は病名を目安に施術を行いますが、あくまでも東洋医学的、エネルギー医学的診たてに基づく施術を行っています。

上記の腰痛は病院で原因の特定される腰痛のうちの15%に過ぎません。残り85%は原因の特定できない非特異的腰痛です。

非特異的腰痛に対しても東洋医学の四診法、エネルギーヒーリングの診断法(エネルギー的触診、エネルギー的視診)により診断方針をたてることができます。
その方針に従い施術をすることで原因のわからない腰痛に対しても効果をあげています。これは東洋医学、エネルギーヒーリングの特徴です。医学的、科学的原因がわからないもの、特定の症状がないものでも東洋医学、エネルギー医学の観点から診るとバランスの崩れ、原因が見えてきます。(これは医学的、科学的な原因とは異なり東洋医学、エネルギー医学における原因です)

その診たてに基づき施術を行います。



当院では非特異的腰痛も含め様々なタイプの腰痛に対し上記の東洋医学の診方、エネルギーヒーリングにより総合的に判断します。
それに基づき、鍼灸、氣功、エネルギーヒーリングの手法(本治法と標治法)により痛みを緩和し、更に根本原因を取り除くように働きかけます。